
ジェリー藤尾 – 遠くに行きたい
ジェリー藤尾 – 遠くに行きたい
猫の気持ちが滲み出てるなぁ。基本テリトリーの中で過ごしてる彼らだから、おそらく本当に「遠くに行きたい」とか思ってそう。猫と一緒に暮らしてたとき、窓の外をじっと見てる時の表情を思い出した。
フィルムの破れや折れが良く生きてますね。「遠くへ」という言葉に表現の主題を感じます。
誰が遠くに行きたいのだろうかとか、いろいろ考えさせてくれる作品です。
ダメになったフィルムがうまく活きていて、災い転じて~ですね。猫の視線が、どこか遠くに行きたいのを物語っているなーと思いました。私も遠くに行きたいです…。
カメラにフィルムが引っかかって、取り出すときに穴が開いたり折れたりちぎれたりしたコマを、彼女は暗室で丁寧に焼いていた。アクシデントを100%良い効果に転じていて脱帽。ジェリー藤尾ってのがまたいい。そして裏側のデザインやクラフト紙の質感もピッタリマッチしてる。この昭和感、憎いっ♡ ぜひ現物を見てほしい!
皆さまのコメントに気づかず、失礼しました。
ちぎれてしまったフィルムの最後の一コマに小さく見えた猫と自転車。他のどのコマよりも焼いてみたいと思いました。育緒先生の導きで、こうして残せてうれしいです。
この猫、棲家にしていた団地が取り壊されてどこへ行ったのか…