なかがわれいこ(plan A/大和田良)

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THEATRE BROOK – TALISMAN

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作品へのコメント

コメント一覧 (6件)

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    シアターブルックは1995年のデビュー後、独自の愛と平和をテーマとした音楽活動を続けている。社会問題に対する意識的な発言やカラーが明確となったのは、2000年代のイラク戦争の頃からである。その後2011年の東日本大震災による原発事故から露見したエネルギー問題に対して、積極的な発言・活動を行い、最終的にはソーラー発電で獲得した電気だけで行うライブ(ソーラー武道館)を現実化するに至る。メジャーとインディーズを行き来しながら、社会問題に対し音楽を通して体現するアグレッシブな精神を持った、日本では珍しいタイプのバンドである。
    今回選択した「TALISMAN」は、1996年リリースの1stフルアルバムであり、現在まで続く彼らの世界観の根底をなすLove & Peaceの精神が、グルーヴィーでファンキーな楽曲に日本語を乗せた歌ものルーツロックとして詰め込まれている。

    写真は、アルバムの2つの楽曲の歌詞に現れる「熟れたりんごは落ちて腐るだけ」「熟れきったバナナは落ちて腐るだけだから」と言う文章からヒントを得たもの。
    果実が熟し腐り土へと変えることは自然の摂理として当然の流れであり、誰にも止めることはできない。りんごを腐らせるカビは人にとって「有害なもの」である一方で、カビはりんごを分解し次の生命を担う栄養素を生み出すものとして自然界になくてはならない存在である。

    2020年の現在。カビがりんごに蔓延る様はあたかも地球上に拡散した悩ましき新型コロナウイルスと見ることができる。あるいは、地球上のあらゆる場所を占拠してしまった人類とも取れる。あるいはリンゴはヒトの大脳で、それを埋め尽くす玉石混合の「情報」をカビと見て取ることもできる。
    カビが腐敗により物質を生まれ変わらせるように、コロナ禍ののち世界はどのように変貌を遂げるのか、人類の巨大な大脳がこれまでの叡智を持ってして何らかの未来を見いだすことが出来るのか、希望を持ってカビだらけのリンゴを作品とした。

  • THEATRE BROOKは、むか~しちょっと付き合ってた女の子に聴かせてもらったことがある。日本にもこんなに硬質で完成度の高いインディーバンドがあるんだなぁ~という印象だった。このジャケットは、質感の描き方といい、デザインといい、より高いステージに行ってしまっている感がある。このジャケットで出したら、アーティストは次回作でもっと自分らもレベルを上げていこうぜ!と思ったかも。良い意味で、大人の仕上がりと感じます。

    • 毎作品、人づてに水谷さんが褒めてくれているとお伺いしていたのですが、直接お会いしてお礼をお伝えできないままでした。一度も写真の話も雑談もできなかったことが心残りです。もっと早く、ここに何かコメントを書いて返事をすればよかった。

  • 鮮烈な赤を孕んだ色のグラデーションと、侵食していくようなヒビとカビの質感が強い存在感を放っています。

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