
シューベルト – 冬の旅
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シューベルト – 冬の旅
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ジャケット表のフォントと写真の組み合わせの緊張感で、まず目が離せなくなりました。次に、「冬の旅」と瓦屋根の組み合わせに、心が楽しくなり、また色々考えさせられました。降る雪が西洋と東洋の違いを無化させていくその最中なのか(そのとき雪は音楽の比喩になる)、あるいは写された土の具合から察するに、束の間の無化の後に個々の違いが浮き立ってきているのか――いずれにしても、すべてが動きの中で語られているので、「旅」をテーマにした曲に相応しいのだと思いました。
たとえば日本サイドの企画盤として、小中学生にクラッシック音楽を楽しんでもらうとか、、そんな企画会議の俎上にあって議論の火種になりそうな印象。面白い!
抽象的な表と、具象そのものの裏のアンバランスさに圧倒されました。
このアルバムに子供が風呂はいってる写真を合わせてくるとはっ、なんと斬新な!今回のエントリー作品中、最も難解やわ。
コメントありがとうございます。
以前、冬にドイツ・オーストラリアを一人で旅させていただいたことがあるのですが、空も白、地上も白、の色のない寂しい景色の中で、旅人の疎外感や逆に人々の温かさに出会いました。外の殺伐とした冬景色とは裏腹に、町や窓辺は優しい灯りを燈していたのが印象的でした。
シューベルトの紡ぐ曲調に対してタイトルや歌詞にそのような温かみを感じたので、死を意識したときの旅路に見えてくるものとは…をイメージし、それに近い写真をセレクトしてみました。